認知症予防に期待されている

「認知症予防に期待されている」

2017年5月8日 テレビ東京放映 「主治医が見つかる診療所SP」で、認知症予防について興味深い内容がありました。記憶には、つい先ほど名前を聞いたのに忘れてしまうといった「短期記憶」と、何十年前の同級生の名前を今でも覚えているといった「長期記憶」という2つに大きく分けられるそうです。そして脳が老化すると、「短期記憶」から弱くなるそうです(これは子どもの頃のことをよく覚えているお年寄りを見れば、多くの方が共感できると思います)。では脳の老化を止め、「短期記憶」を良くするには、どうすれば良いか。それは「引き算をすること」だと放送されました。これを見て、以前私が見たインターネットのサイトの中で、認知症予防として「歩きながら、引き算をする」ということがあったことを思い出しました。

どうやら「引き算」というのが、キーワードのようです。その意味でそろばん、特に暗算は「引き算」を鍛えるには最適ではないでしょうか。ましてやそろばんは、指先を使うため、その刺激が脳に直接伝わり、脳の働きを活性化させます。そのため最近になり、認知症の予防としてそろばんが期待され始め、大人の方向けのそろばん教室が増え始めています。事実、愛知県のある珠算塾では、 大人の方を対象に塾生を募集したところ、一気に30人くらい集まったそうです。